【ビュッフェ対策と】ビュッフェは楽しいより疲労が勝つ【その傾向】

 

どうも、並川です。

 

突然ですが、私はビュッフェ形式のメニューがあんまり好きじゃありません。

外食、宿泊先でのご飯、自分で選ぶ時ビュッフェは避けがちです。

……いや、ビュッフェ会場に行ったら、なんやかんや言って、テンション爆アガりするんですがね。

28になった今でも調子に乗って取りすぎて後悔するのをやめられないくらいには楽しんでるんですけどね。

美味しいご飯がよりどりみどり……いい感じの照明やお洒落な器にこれでもかと盛られた、活気溢れる会場を前にすると、大体の人間は条件反射的にテンションが上がってしまうというもの。

多分人間のDNAにそういうの入ってるんだと思います。古代の人間が夢見る楽園みたいな構図ですもんね。

そんな感じでビュッフェでハッスルしてる私を知ってる人にこのタイトルを見られると「いやどの口がゆうとるねん」と突っ込まれそうですが、私はビュッフェが実はそんなに好きじゃありません。

何故なら私には『ビュッフェスキル』なるものが、あまりにも足りてなさすぎるからです。

ビュッフェ検定なるものがあれば、私は確実に不合格です。ビュッフェ大学赤点留年確定です。(ちなみに入学はできます。何故ならビュッフェ会場に入った時はむしろ人一倍、それはもう28とは思えない無邪気さでそわそわとはしゃぎまくってる気持ちを隠しきれてないからです。素直で大変よろしいで賞)

 

◎私が考える、ビュッフェスキルが高い人間

・原価率を考えない。

・カレーばっか食ってる同伴者に「それ原価率低いよ」と突っ込まない。

・グジャグジャのグラタンを見て食欲が失せない。

・ネトネトのトングを見ても使う気失せない。

・足元を走り回る知らない子供にヒヤッとしたりしない。

・騒がしい集団とカチ当たった時に「あ〜」とうんざりしない。

・机の上の皿をやたら下げにくる従業員を気にしない。

・逆に皿を一向に下げに来てくれないけど、忙しそうなだけに呼ぶのも躊躇われてモヤモヤしない。

・一回トングで掴んだ飯を、もとに戻したのを見て、食欲が失せない。

・いい歳した人がドリンクバーでドリンク混ぜまくって「うっわマッズぅ〜(笑)」って爆笑してる姿を見ても気にならない。

・何度も聞いた同伴者の「私好き嫌い多いから〜」アピールを右から左に聞き流せる。

・「この明らかに原価率の高い、ホテルの目玉っぽい料理何度も取りに行くの、どうなんだろ…あの人何回取りにくるんだよって思われないかな…」みたいな自意識過剰に陥らない。

・できるだけいろんな種類を楽しもう!と、9マス皿に少しずつ盛ってからテーブルに持って帰ってから見ると「(なんかこう見るとイマイチだな)」と我に返らない。またはそうならないくらいセンス良く盛ることができる。

・「並川まだ食べれる?(もう食えないから食ってくれ)」という同伴者にイラっとしない。

・「取りすぎたけど残すのは申し訳ないから食べなきゃ…」と真っ青な顔しながら食ってる同伴者を見てもあんまりなんとも思わない。

・上と2個上をするのが自分じゃない。

・その時の腹の満腹度を測ることができ、その後の予定に支障をきたさないようにできる。

・ご馳走様でした。をした後に出てきた自分好みの飯に未練を感じない。

・「そもそも立ったり座ったり、ビュッフェってせわしないよな〜」ってならない。

・「つかなんか見てるだけでお腹というより胃がいっぱいなんやが」ってならない。

・あれこれキョロキョロ視線を動かしすぎて酔わない。

・いろんなご飯や人の混じり合った匂いで酔わない。

・「本当はもうちょい食いたいけどなんか混んでるし補充も追いついてなさそうやし…やめとくか…」みたいなモダモダに陥らない。

・お盆持ったまま前の人と距離感ミスって衝突しない。

・「そこ並んでますか?」と聞かれた時にキョドらない。

・突如始まった従業員総出のサプライズ演出に共感性羞恥を感じない。

・食べ終わった後「あれ?このまま帰っていいの?伝票的なのあったっけ?」とグダらない。

 

とりあえず思いつくだけ書いてみました。書き漏らしもあるはずなので、また思いついた時に追加していきたいと思います。

みなさんはどうでしょうか?ちなみに私は全部駄目です。

こう見ると、ビュッフェ形式というのはもしかしてかなり上級者向けなのかもしれません。

絶対条件として、

・己を律することができる。

潔癖症じゃない。

・感覚過敏じゃない。

・「選択」に精神的コストをかけすぎない。

・「疲れた」という感覚にならない。

ビュッフェ上級者とは、このように些細なことを気にせずサラッと流せる大らかさを持った人格者なのかもしれません。

 

まあ色々言いましたが、食事は周囲に悪意を感じられるようなレベルの迷惑をかけない限り、あんまり気にせず、『自分のペース』で楽しんだもん勝ちだと思います。

あとビュッフェ従業員はいうほど客のことを気にしてません。(経験談

形だけのタイトル回収に入りますが、

ビュッフェを制する者、それは己を制する者であり、細かいことを気にしない、大らかな精神を持つ者である。

 

並川はこれからも、ビュッフェ形式の外食は避け続けます。

食べたいものを選ぶ選択の労力は1回だけでいい。あとは持ってきてもらったものを美味しく食べることだけに専念する方が性に合っている。

食のスタンスはみんな違ってみんないいのです。

 

完(食)