【前向きな話だから】発達障害だったとしても、人間与えられたカードで戦うしかねえ!という話【読んでね】

どうも、並川です。

 

前の記事の続きをちまちま書いてたのですが、思いの外時間がかかってしまい、気づいたら1記事目から3日も経ってしまってました。

 

www.namikawa0815.com

ブログはできたら毎日投稿!せめて2日に1回ペースで上げたいなと思ってたのに、3日坊主どころか1回も続いてないのは何事か〜

てことで、『量書いてたらクオリティーもいつか上がるやろ』戦法で、まずはとにかく書きたいことポイポイ書いて、とにかく更新することを優先していこうと思います。

 

あと、私としては発達障害専門のブログサイトにするつもりはないんですよね。

確かに当事者として発達障害というのは、

ーー私は正式に診断が下りたのが半年前のこと、それから色々調べまくって、自分と向き合って、さらに障害年金の申請の準備がひと段落して、薬物療法でやっと自分に効く薬を見つけることができて可能性感じちゃったりしてる今

私の中でメチャクチャ熱い話題なのは確か。

 

だけど発達障害というのは、あくまで私という人間を構成する要素のひとつでしかないと、私は思うようにしてます。

確かに発達障害を障害と言うのはどうなんだ?みたいな外野の綺麗事みたいな意見をたまに聞くけど、私としては言葉通り障害と感じるね」と思うくらい、コイツに散々苦労させられてきたので、「要素のひとつ」と言うにはあまりにも深刻にデカすぎる問題ではあります。

 

だけど、見えないハードルに永遠に躓き続けてた今までとは違って、発達障害

ーー私の場合、ADHD優位のASD併発型。

と医者の判断というお墨付きをもらってしまってからというもの、「発達障害」という「自分取扱書」を得たわけです。

勿論まだまだ解明されてないことも多いし、人によって特性もまちまち。

……とはいえ、圧倒的に自己理解が進みました。

傷病手当金でしばらく働かなくて良い期間ができたことで、まずは一息つくことができ、自分と向き合うことができ、発達障害だとわかったことでそれについて調べることで自己理解が進み、何より合う薬を見つけたことで、一気に精神的にも身体的にも楽になりました。

 

無自覚のまま振り回され続けてきた今までと違って、自分の得意不得意を知って、特にできないこと、しんどいことを自覚して知ることで、やっとこれからについて考えることができるようになったかなと思います。

だからブログを始めたわけです。

(ブログを始めることが、なんで“だから”に繋がるのかについても、また記事にしたいと思います)

 

人間与えられたカードで戦うしかない。これが紛れもない現実です。

この「発達障害カード」とかいうクッソ扱いにくいカードと、私は一生付き合っていかなくちゃならないのが現実です。

 

今まではこの発達障害カードを私は認識することができてなかった故に、散々振り回されてきたわけです

ーー発達障害という言葉を知った時、「私絶対ADHDやん〜」とは思ったものの、診断結果を医者に聞いた時に「貴女はアスペルガー特性も持ってます」と言われてめちゃくちゃ衝撃を受けるくらいには、自分のアスペルガー特性については完全無自覚でした。

……自覚すればするほど、いや私思ってた以上にガッツリアスペですやん!?逆になんで今まで無自覚だったんだ!?と頭抱えたわけですが、自分で気付けないからアスペなのです。

そしてそれまではADHDについても「遅刻魔、忘れ物が多い、落ち着きがない、衝動的…」など、今思うと世間がなんとなく認識してるくらいの、ふんわりとした上部の知識しかなかったなと思います。

当事者として調べて自分と照らし合わせて理解が進めば進むほど、そんな単純な問題だけじゃない。不注意・多動・衝動による弊害というのは、もっと根深くて、どうしようもなくて、しんどいものなのです。

 

ーーそんなこんなで28にしてやっと気付けた自分の発達障害カードを、今までは透明だった故に振り回されるしかなかったわけだけど、これからはコイツをどう扱っていくか、私は作戦を練ることができるわけです。

 

……勘違いしないで欲しいですが、はっきり言って発達障害カードなんて武器には到底なりえません。

過集中?多動衝動性故のチャレンジ精神?突飛な発想力?人にはない感受性?

んなもん上手く扱えてたら苦労しません。できないから障害なんです。

よく「偉人や天才に発達障害が多い」なんて言われますが、それはその人が凄いわけであって、発達障害が凄いわけでは決してないです。

ただ、発達障害は社会に適合できないから、周りと足波揃えることができないから、同じステージで戦うにはハンデがあるから、結果、人と違うことをして成功することも、確率的にはあるよネ。そういうことだと思います。

所謂健常者は社会に適合できるから、わざわざ人と違うことに挑戦する人が少なくなる。発達障害は人と違うことをするしかねえ!みたいな状況に陥りがちなので、崖から飛び降りる覚悟でええい!と行動するから、その中から成功者も出てくる。

いわば挑戦する割合の話だと思うんです。

 

発達障害は努力によっては才能になるかもしれない、とかあまりにも無責任で都合の良いこと言う外野に言いたい。

当事者としては、それを言われると「障害とか言い訳して甘えんな」と言うようにしか聞こえないわけです。

仮に私がいつか成功する日が来たら、声を大にして言いたい、

凄いのは発達障害じゃなくて、私!私が凄いんです!

そういう日が来ると良いですね。まあ私は成功したいと言うよりは、社会適合できないからフリーランスで生計立てれるようになったらイイナ…

あわよくば人生エンジョイできるくらいに稼げるようになったらイイナ…

それが私が憧れる成功です。

 

話は戻りまして、

発達障害は治らないんだから、せめて自分の特性についての理解を深めることで、なんとか対策練ろう!作戦立てよう!

明らかに人よりできないこと、向いてないことを認識して、そのステージで戦うのをやめよう!環境変えよう!

確かに「人と違う」ことで「普通ができないんだから、人と違うことやるしかねえ!の覚悟で挑戦するしかねえ!」の勢いで行動するしかねえ!

 

ーーそういう前向きさ?自分を鼓舞する気持ちは大事にしていきたいなとは思っています。

勿論言葉で言うほど簡単なことじゃないので、あくまでモチベーションの話です。

 

それができて、やっと「発達障害カード」を自分の一部として「そんなもん」と肯定できた時にやっと、強がりじゃない「発達障害なんて私という人間を構成するひとつの要素でしかない」を言えるわけです。

 

そして、散々発達障害だから云々の話をしてきたわけですが、これは別に発達障害者に限った話じゃないと思います。

勿論、発達障害特有のしんどさが存在するのは事実。

けれども、人は皆それぞれ何かしらの身体やメンタルの問題、自分のアイデンティティ、長所短所好き嫌いなどの様々なスペックに対する悩みや葛藤があって、そんな感じで与えられた、元から備わってるカードで戦うしかないのは、人類共通の課題なのです。

 

確かに私が当事者なので、発達障害についての記事もそれなりに多くなるのかなと思いますが、それについても、発達障害者だけに向けたものにはしたくないです。

読んだ人全員が楽しめる、そして何かしら響く文章を書けるようになりたいと思っています。

 

確かに元々の能力や才能は存在するし、育った環境にも大きく影響されるのは紛れもない事実だし、紛れもなく世の中は不公平だし不平等。

 

それを前提に、じゃあまあ、これから何を選択していけばええんかな、

それを皆と考えていけたらイイネ。

 

そんな感じのブログサイトにしていこうと思います。

 

あと私の趣味や好きなことの話もします。

 

要するに雑記ブログです。

 

よろしくお願いします。