やあやあ拙者MBTI診断で結果INTPと言われガチ侍で候

やあやあ拙者MBTI診断では結果INTPと言われがち侍で候。

心理テスト的な質問に答えるタイプの診断でもINTPの結果をくらいがちなのだが、

自分でもどっちなのかを考えてみる。

・(E)外向型or(I)内向型→基本1人行動、絵に描いたようなゴリゴリの内向型コミュ障ヲタク君(I)

・(S)感覚型or(N)直感型→変人だと言われ続けて28年、謎発想力を突っ込まれながら自分の世界に生きてる直感型(N)

・(F)感情(道理)型or(T)思考型→感情や多様性に寄り添うこともかなり大事にしてるけど、おそらくそういうことを合理的にとらえガチ思考型(T)

・(P)柔軟型or(J)判断型→全てには変動性と可能性がある思想の仮確定アップデート方式予定苦手のイレギュラーワクワク柔軟型(P)

と言った感じで、やっぱりザックリ自分がどっちか考えて当てはめてみてもINTPなんだと思います。

心理機能の観点から見てみる。

◎INTP - Ti(内向的思考) Ne(外向的直感) Si(内向的感覚) Fe(外向的感情)

・自分の脳みそでぐるぐるひたすらあーだこーだひたすら考えながら、

→意識せずに当たり前と思って使ってたせいで逆に言われるまで主戦力だと気づけなかった Ti

・外になんか良い感じの閃きが得られないかを期待しちゃったり、

→むしろこれが自分の主要の武器だと勘違いしてた。上手く使えば強いけど、不健全児には悪目立ちして空回りがちな Ne

・賢い時の私は今までの経験やデータや歴史とかを資料にしちゃったり、

→もっと有効活用したい、テキトーな気持ちの時はうっかり疎かにしがちなSi

・そもそも側から見たらどうなのか気になっちゃったり、たまには人の意見を聞いてみたり寄り添ってみようと頑張っちゃたり、できなかったり。

→これ使えないと社会で詰むのなんとなくわかってたので無自覚的にめちゃくちゃ頑張って使おうとしてた不器用 Fe

INTPの心理機能を自分に当てはめてみるとこんな感じ。うんうんこれこれ。他16タイプでも考えてみたけど、やっぱりこれが1番自分にしっくりきます。

 

実はINFP説もあるのか?とちょっとだけ思ったのですが、心理機能の観点から考えてみると

「いや第一機能がFi(内向的感情)な訳がないよな…」

と思える。あと言うほど芸術タイプでも理想主義的でもない。

ISTPの線もなくはない…?と思ったのですが、

「確かに私は五感でいろいろ経験するの好きだけど、思えば経験そのものというよりは、その経験を通して得た何かだったり、そういう経験を蓄積させていくことで知れる何か、経験したいというよりは、実践で得れる何かが欲しいし楽しいと思うあたりがSeよりNeだわ」

という結論に。あとISTPの第3機能のNi、それもなんとなく違う。私はやっぱり外からの刺激で閃くタイプの外向的直感が結構強いタイプだと感じています。

 

I(内向型)とP(柔軟型)に関しては、結構ゴリゴリガッツリなので検討の必要もなさげ。

なのでINTPで確定しちゃってもいいのでは?と思うものの、正直自分がそこまで論理的で思考重視なタイプなのかと言われると…うーん?って感じ。不健全時は思考停止の現実逃避に陥りがちな人間だし。(まあそうしたいというよりは、心を守る為の防衛反応なのだが)

こういう時に有効なのが第三者の意見。親しい友人に、

「私ってINTPやと思う?」

って聞いてみるのが手っ取り早いのかもしれないが、私の周りはMBTIをそこまで知ってる人はいない為、なんか聞くのが小っ恥ずかしい。というか、そんなにMBTI気にしてるのかと思われるのがなんかはずい。からしない。できない。

私は自他共に認めるマイペースな変人ではあるのだが、なんだかんだ言って変なとこ気にしぃな恥ずかしがり屋なのである!

マイペースな変人であろうとしてるんじゃない、

気づいたらマイペースな変人ムーブをしているタイプの人間。

この二つは一見同じなようで、実のところ全く別。正反対。

 

言わば自分のことをつい普通と勘違いしがちな、ナチュラルボーン変わった人。

このことを思い知らされた、印象的なエピソードを。

友達との話の流れで「弟ちょっと変わってるから〜」って言った時に「いや話聞いてる限りそうでもないと思うけど…多分変わってるの、並川の方じゃね?」って言われて、

「そ、それは、そうかもしれない…いや、まあ、確かにそうだわ…うっかり自分視点で考えてしまったけど、確かに変わってるのは私の方だわ…」ってなったのが印象的でよく覚えています。

友達も「(コイツ自分が変人な自覚ないのか!?)」とびっくりだったでしょう。つか私が1番びっくりだわ。未だに自分が変人だという自覚がうっかりなくなるんだから。

 

好きでズレてるわけじゃない。これは発達障害故なのかもともとの性格なのか、どっちかわからないし、おそらくわけられるものでもないんだけど、生まれてこのかた、変に思われないように頑張って周りに合わせることで順応してハブられないように気をつける癖が今だに抜けきらない。できもしないのに!(悲C)

気にしないようにしたらラクになれるのを理性でわかってはいても、今だに変だと思われることを恥ずかしいと思っちゃう本能的な弱さを克服できていないのだ!

でも、多分これこそINTPっぽさありますよね。第4機能Fe故のやつ。不器用なんだけどなんだかんだ気にかけちゃうんです、自分以外の外からの感情を。

(しかもこの周囲への気にかけ方とか羞恥ポイントが絶妙にズレてるあたりが…ね。)

 

開き直させてもらいますと、私は私の考え方や道理に従ってるのであって、別に気を衒ってるつもりは一切ないんですわ。

なんか挙動がおかしいのも、「こう聞いたらこう返ってくるやろな」を裏切る返答をするのも、別に大喜利的にボケてるわけでもなければ、不真面目なわけでもない。

(勿論ユーモアは大好きなのでそういう話し方は結構しがちだけど、人を爆笑させようと企んだボケとかではないつもりなんだ…逆にウケたろうと思うとだいたい滑るし…)

無難な定型分的な返答をそれらしくすれば、無難にやりすごせて、普通のそれらしいコミュニケーションができるのかもしれない。

だけど、なんでかうっかりと、毎回律儀に「自分の意見」を述べてしまう。

大人になってだいぶ経ってからようやく気づいたけど、仲の良い友人ならともかく、職場とかの浅い付き合いのコミュニティーではそういうの求めてないんよね。

逆に知識ひきらかしたい人だとか主張激しい人だとか勘違いされる始末(全然違うのに…)

「ここらへんアライグマでるんだよ〜」に対する返答には、

「へえ〜そうなんですね。流石田舎ですね〜」とか「そうなんですね!見てみたいな〜」

がおそらく無難。これは帰ってから今日あった上手くいかなかったコミュニケーション脳内反省会を開いた時に考えた答えです。

だがしかし、反省会を開くことになった会話、その時の私が言ったのは、

私「へえ〜そういえばアライグマって害獣らしいですね〜」

職場の先輩「え?がいじゅう…?(訝しげな声)」

私「害のある獣って書くやつですよ。見た目は可愛いけど、害獣は普通に困りますよね〜野良は野良でも猫は無害で可愛いのに。そういえば〜(もう話の広がりようがないと思って話を変えるワイ)」

みたいな、まあこれ単体だけみると、別にそこまで致命傷ではなくね?と思うかもしれないですが、多分だけど、こういうちょっと独特だったり、空気を読まなかったり、自分勝手だと思われかねないような返答をしてしまうことを繰り返して、ちょっとした違和感を積もらせていった結果、悪い意味で変わった人、話が通じない人と認定されちゃう。

こういうことが多かった人生だなあと思います。

こういう私を面白がってくれる人だけが残ってくれる。無自覚的淘汰方式の生き残りの友人たちには感謝しかないですね。せめて遅刻しないように頑張ります。(n敗目)(これでもかなり改善したんだ…結構ガチめに反省したから…!)

数少ない友人のことは私なりに大事にしてるつもりなのですが、伝わってるかは微妙なところですね。うーん、人間関係って難しい!

 

途中からINTPというよりはアスペの話になってた気がせんでもないですが、この人間関係の不器用さ、狭く深くのフラット(対等の方の意味)な付き合いを好む感じといい、でもなんやかんや言って人間好きなあたりとか、他の内向的性格と比べてみても、やっぱりINTPが1番しっくりくる気がします。

そもそも全人類が16種類に分別できるわけがないのだから、それこそざっくり分類してみただけのこと。全てが説明通りじゃないくて当たり前。

とはいえ、ザックリとした思考なりの傾向が知れるというのは、他人は勿論、自分にも疎い私にとっては結構良い感じのヒントを得られたのでは?って感じがあって面白いです。

私にとってMBTIは16種類マニュアル書。最近は自分の家族や知人、はたまた好きなキャラや人物を自分なりに当てはめてみてどういう人かを推理してみる「素人向けカジュアル心理学ごっこ」として楽しんでいます。

キャラや芸能人とかはネットで検索してもでてきますしね。自分の考えと照らし合わせるのもこれまた楽しい。

 

例えば私の母親でやってみる。

コミュ力がないわけじゃないけどまあ内向型だな

現実的に生きようとS型であろうとしてるけど、多分そもそもはN型やろな

むしろもっと人の感情に寄り添えやってキレたくなるくらい思考型だなあ

めちゃくちゃ判断型。頑固で予定変更めっちゃ嫌いやもんなあ

ってなわけでINTJ。説明を読むと「めっちゃオカンやん…」ってなるから面白い。

まあISTJの可能性もなくはないな…と考えた時に、単純に両方の説明を見てどっちが近いかで考えるのもいいですが、心理機能で考えてみるのも楽しい。

ISTJ - Si Te Fi Ne

INTJ - Ni Te Fi Se

こうみると、第2第3機能は一緒なんだな。

つまり、ザックリ感覚と直感、得意不得意はどっちか、どっちが第1機能でどっちが第4機能なのか。と考えると、やっぱりオカンは直感タイプだと思う。

スリル苦手リスク苦手、かと言って従順な保守的タイプでもない、無駄が嫌いで元々のやり方をより効率化合理化していくことに余念のないタイプ。

母が「先に閃きがきてそれを頼りにブワァと仕事をするんだけど、自分でやったはずなのに、あとでそのやり方を説明してと言われてもできなくて困る」と溢してたことを思い出す。この、他者にどう説明すればいいのかわからない謎直感ってNi(内向的直感)からくるものなのでは?と。

INTPの私は第2機能にNe(外向的直感)があるのだが、確かに母のいう直感と私の直感はなんか違う気がする。まさにこの自分の内から湧き出るビビっと閃いたぜ的な直感なのか、外の刺激にビビッときたぜ的な直感なのかの違い。

まあオカンは結構典型的な、説明読むと「すげえ、オカン説明書かよ」ってくらいわかりやすいINTJなんですが、友人とかでやると案外難しくて、確信には至らないけどおそらくこれ!というのがほとんどです。

でも、そうやって何かを軸にして考えて、とりあえず分類してみる。この作業そのものがその人のことを真剣に考えることで、さらにヒントを得ようとより相手に集中できる。相手からしても自分に関心を持ってくれてると思うと悪い気がしない。そういう意味でも使える気がする…!

そもそも人付き合い下手で、私の悪癖「関心が湧かない相手に露骨にそういう態度が出てしまう」問題も、その人そのものに興味がわかなくても、どういう人か見極め心理ゲーム的に考えてみると面白いと思える。

もしかしてMBTI、アスペ向けなのでは?説が私の中で浮上中。

 

私は今まではむしろ逆で、自分もされたくないから、人を型にはめたくない、はめるべきではないと思ってたし、今も断然そう思うのですが、かといってノーヒントで挑むのは難しい。私はそうやって今まで玉砕してきたのが事実。

それに世の中の人は結構みんな浅はかか?と思うくらいに人をレッテル貼りしたり、ガッツリ分類してるなあとやっと気づいた模様。

それが良いか悪いかはひとまず置いといて、でも確かにその人をとりあえずこういう人だと仮確定させた方がわかりやすいことにやっと気づけました。

(それでも固定化させすぎない、随時アップデートは心がけていきたいが)

感覚的にまたは感情的に人間関係が構築できないなら、思考を使えばいいじゃない!

最近妙に心理学的なものにハマる理由は多分ここらへんからきてるのかなあと思いました。

 

ちなみにMBTI関連で私が1番参考にしてるサイトがこれ。情報量が多くてずっと眺めてられます。

character-seikaku.memo.wiki

【発達障害】WAIS4の結果を見てみよう【ワーキングメモリー指標編】

今回はWAIS4診断の指標の中の1つ、私のワーキングメモリー指標について話していこうと思います。

ワーキングメモリー指標とは、耳からキャッチする聴覚的な情報を一時的に記憶しながら、並び替えたり、整理したりする指標です。

そして、私の検査結果の中で最も突出して低い数値を叩き出してしまった、憎きヤツです。

どうりで人の口頭の説明が聞き取れない、瞬時に理解できない、音が右から左に筒抜けで脳みそにとどまってくれないわけだ!マルチタスクが絶望的にできない、短期記憶が絶望的にできない、同時に入ってくる音を全て聞き取れない逆聖徳太子

そう、私がやたら仕事ができなかった大きな原因が、このワーキングメモリーの低さだったのだ!

 

発達障害とかいう、得意不得意が激しすぎて、不得意が悪目立ちしすぎて得意が見つからないまま人並みができなくて社会から追放されがちなフレンズにとって、自己理解を深めることが生存戦略の為の大事な要素だと最近しみじみ感じています。

「やめることは戦略の一部」

これ、考えると確かにその通りなのですが、忘れがちですよね。普通の人以上に得意不得意の差が激しすぎる私は、特にその「できる、できないを見極めた取捨選択」が本当に大事だと思うのです。

ワーキングメモリーの能力をモロに試されることを極力回避して、できる能力で補う努力の方が遥かに楽しい自明の理。

というわけで、そんな私の中の捨て教科、ワーキングメモリー指標について愚痴っていこうと思います。

 

その前に、WAIS4とはなんぞ?受けることになった経緯などの記事を先に読んでもらいたい。

www.namikawa0815.com

私の大得意、言語理解指標編も読んでネ

www.namikawa0815.com

私のあんま得意じゃないけど鍛えれば可能性感じる、知覚推理指標編も読んでヨ

www.namikawa0815.com

 

さて、「これはもう鍛えようもあんまないやろし、むしろストレスで悪化しそうなまであるから諦めが肝心やな。戦略的撤退、転進とも言う」そんな私の中の捨て教科、ワーキングメモリーについて語っていきます。

さてまずは私のWAIS4の結果画像を。

 

私のワーキングメモリー指標は88。はっきり言って低いです。どれくらい低いのかというと、

パーセンタイル順位21、これは100人中下から21番目、上から79番目ということです。

(全検査IQの数値の話だけど)85以下から境界域、所謂知的障害のグレーゾーンと言われていることを考えると、私のワーキングメモリー指標88は、それをかろうじて上回ってる程度だと思うとなかなかに低いですよね…

私は全検査IQが108なのでトータルの知能が低いわけではないのですが、4つの指標のうち

1番高い言語理解指標が124(100人中上から5位)

1番低いワーキングメモリー指標が88(100人中上から79位)

と、この差が36もあるのが問題なのです。

同じ人間の脳みそのはずなのに、その中の能力にこんだけ差があると、そりゃなんか上手くいかんわな。そんな感じで、指標ごとの差が大きいほど発達障害傾向が高いと言われています。

一概には言えないのですが、この差が15以上あると「ディスクレパンシーがある」と言われいるそうです。

それを前提に自分の数値差を見ると、36という余裕のダブルスコアに震えますね。

15以上で発達障害の可能性があると言われるんだったら36の私は相当酷いのか?と思ってネットでWAIS4の結果を画像検索で調べてみたのですが、発達障害の人の診断結果は指標差30以上開いてるのを多く見かけたので、ああ特段酷いとかではないのかなと思いました。(いや発達障害の診断下りてるくらいだから酷くはあるのか?)

 

さて、このワーキングメモリー指標88に関してですが、もうテスト受けてる時から

「(ああ、これアカンやつや…)」ってなってました。

そして結果を聞いて

「せやろな(大納得)」と。

 

WAIS4の結果より抜粋。

・「数唱」では早い段階早い段階からミスが目立ちました。同じワーキングメモリーの問題である「算数」は、後半になると、もう一度言って欲しいというニーズが増えました。

 

・聴覚的な情報を耳でキャッチする力は、平均よりも下回るという数値でした。問題が数学的なものになると、聞きやすさや覚えやすさがうかがえました。ただ、このワーキングメモリーの分野は被験者にとっては苦手な側面であることが推測されます。

 

・ワーキングメモリーは、被験者の中では弱い能力でした。周りの配慮として、聴覚的な指示や説明は、情報量が多くならず、シンプルに伝えていくことが望ましいです。被験者は視覚的な情報を理解することに非常に長けているので、聴覚的な情報に加えて絵や図などの情報も与えることが良いかと思います。被験者自身の工夫としては、まめにメモを取ることをオススメします。聴覚的な情報は消えてしまうので、視覚的な情報を残すアプローチは有効だと言えます。

 

うーん、耳が痛い!身に覚えしかない!

確かに私は瞬間的な単純暗記が滅茶苦茶苦手だし、それに比べるとまだ意味のある文章を覚えることの方ができるのも、言われたら確かにそうだわ!と思うのに、言われないと気づけなかったあたり、自己理解って本当に難しいんだなと改めて感じました。

 

数唱テストとは、出題者が言った数字を覚えて、その後に復唱することです。

単純なテスト故に、シンプルだからこそ取っ掛かりがなさすぎて、全然覚えられない。

さらに出題者が言った数字を覚えて、逆から復唱する問題になってからはもうお手上げです。

それに比べてまだマシだったのが算数。これは、出題者が口頭で出す簡単な算数の文章問題を聞いて、回答する問題です。勿論書くのも駄目、指で数えるのも駄目。

これはとにかく疲れた。文章を聞いて覚えて、脳内で計算する。一問につき1回まで「もう一度言ってください」が使えるのですが、私は正確性重視でほぼ全部の問題で使いました。

めちゃくちゃ疲れるしこれアカンやつやな!と思った問題でしたが、自分の実感でもテストの結果でも、数唱よりはマシだと思えたのです。

これでわかったことは、私はワーキングメモリーの中でも、特に単純記憶が絶望的に苦手だということです。

同じ聴覚を測るテストなのに、なんで算数の方が結果がよかったのか、それは算数の方が文章になっているので、ストーリーとして想像しながら脳みそに定着させることができたからだと思います。

まあ今思えば数唱も、もしかしたら規則性があって、または自分で作ったりなどして、取っ掛かりを自分で見つけることができてたら、もしかしたらもっとできてたのかもしれない。

でもそれもあくまで、法則性とかストーリー性があるから覚えられるということ。

 

でもこれは自分の中ではかなり大きな気づきです。

何もわからずガムシャラに頑張るしかなかった(頑張る方向性を間違えてた上に頑張れないとすら感じて焦っていた)今までとは違って、これからはもっと自己理解を深めて、この世界に自分なりにコミットしていく。自分をプロデュースしていくんだ!とめちゃくちゃ前向きになれたこと。これが私がWAIS4を受ける1番のメリットだと思っています。

 

WAIS4を受けること、IQテストで人の知能を測ることに賛否両論ありますが、私はこのように、むしろ自分の得意不得意が明確になったので心底受けてよかった!と思っています。

もしかして自分は何かしら脳みそに問題があるのでは?と思ってて、まあ発達障害という意味では一般の物差しで測るとそうではあるんだけど、ただ今の私は不得意がでしゃばりすぎて、できることがわからなくなってるのであって、何もできないわけじゃないんだ!と、慰めやそう思い込みたいとかではなく、本気で思えるようになりました。

 

ワーキングメモリー指標が88であることに、ショックだなんて1ミリも思わない。なんなら、

「なんや!そらできなくて当然やわ!」

と、自分を責めなくていいことがわかって、吹っ切れることで心が軽くなりました。

 

本来IQ108のはずの私が、ワーキングメモリーを生贄に捧げることで、124の言語理解を得ることができた。そう思うとなんだかむしろお買い得な気がせんでもない…?

いや、発達のアンバランス故に問題が生じてるのでお得な訳がない。差が小さい方がいいに決まってる。それが現実。

とはいえ、まあこの現実は変えられないのだから、都合良く解釈して、このクソ扱いにくい操作キャラでこの世界を、自らの人生を攻略するのもまた一興ではなかろうか?

言わば望まぬ強制縛りプレイ。玄人向けの操作キャラ。だけどこういう尖ったキャラって案外人気どころだったりするんよね。

 

「普通に人並みにこなそうとすることを諦める勇気」

私にこれを与えてくれたのが、この、ワーキングメモリー指標88という数値です。

 

【男が奢るべき論争】むしろ奢られたくない派【私の男女観の話をしよう】

どうも、並川です。

最近「男が奢るべき論争」が話題になってますよね。

私は女性なのですが、私の意見としては、

「今の時代に男が奢るべきって声高に主張する女性ってまだこんなにいるんや……(やや引き)」です。

 

なんというか、考え方は人それぞれなので、非難してやめさせようとは思わないのですが、はっきり言って理解できないと言うのが私の本音です。

まあ昔ならわかるんです。男性が稼いで女性が家を守る。そういう時代であれば、男性は如何に自分が稼げるのかを女性にアピールするわけで、そして女性は稼ぐ力のある男性を選ぶことで自分と未来の子供を守ってもらう。そうやって成り立ってたのですから。

だからこそ、男女同権を目指す、女性も社会進出して、男性も育児をして、男女の選択の制限をできる限りなくしていこうゼ!の社会を世界が目指している中、「男性が奢るべき!」というのは、「昔の男女の役割でありたい派なのかな?」と思うわけで。

だけどおそらくこの人は違う。(この論争でしかこの女性のこと知らないので間違ってたらごめんね)この人はおそらく家にいることを、昔の女性の役割や地位の枠組みを強いられると「女性差別!」って普通に言うと思うんですよね。

私はどうしてもそこに矛盾を感じてしまって、正直「スゲエ都合の良いこと言ってんな」って思ってしまうわけです。

なんなら「女性に奢ってあげたい派」の心理を自分なりに突き詰めてしまうと、私の気を引きたいから、落としたいから金銭力でアタックしてきてるように思えて、それって対等な関係とは言えないのでは?そして男性が奢ってあげたいって思える女性であり続けるのってめちゃくちゃ難しいのでは?と思うわけで。

というかそもそも単純に「奢られっぱなしだと申し訳なさでいたたまれねえ!」が本音なんですよね。これは私が男性から奢られるに値しない女だと卑下してるわけではなく。ただただ対等じゃないよな!?という。

私に奢ってあげたいって思ってくれるのは、それを好意の形だと思ったら悪い気はしない、いや嬉しいと思うのかもしれない。その好意を受け取るのなら、私もそれと同じだけ返したい。こういうことです。逆にいらない好意は受け取らないわけなんだけど。

 

なぜ「男が奢るべき」に反対派なのか、もう1つの理由としては奢ってもらう=奢ってもらうに値する女性であり続ける=ジャッジを相手に委ね続けるのってすごいしんどくね?と思うからです。

生物学的に男性は単純に見た目だけだと若い女性に惹かれがちな傾向があるわけで。それを思うと単純な見た目で勝負する場合、日に日に価値が下がっていくわけで。

奢りたい派の男性に依存するのは、長期的に見るとリスクがあるように感じてしまいます。

勿論奢りたい派の男性がそう思ってやってるわけではない。今までの甲斐性のある男、紳士的な男性像があったことによる、好きな女性には与えてあげたいという好意の気持ちだとはわかってるつもりなのですがね。

だからこそ、最初は外見が重要だったとしても、長続きするには、またはそれこそ結婚などの長期的な関係を考えると所謂人間性が重要になってくるわけであって。

フランクな恋愛なら、見た目をお金で買ってもらう、スリルあるゲーム感覚の恋愛もそれはそれで楽しいと思いますが、それをさも普通だとか、ましては全女性の本音とか総意とか言われちゃうと「んなわけねえだろ……」と思うわけで。

 

はい、ここまで読んでくださった方にはそろそろバレてるかもしれないですが、

「私が恋愛するならこう思うやろうなあ〜」

という考えを述べてるまでなんです。

 

…………そう、つまりは、恋愛経験ゼロ!

 

つまりはなんの実体験にも基づいてないわけです!

まあ私も「そもそも恋愛というものをわかってないから、ただの理屈でしか話ができないよな〜」と思うので、そういう立場からの意見はできても、それを間違ってるだとかは言えないいなあって思うわけです。

「恋愛関係・恋愛感情」という、理屈じゃ説明できない何か、そういうものを全く考慮に入れてない。そう言うのを考慮しないと、かえって不公平というもの。正論と思われるものを言うのは簡単だけど、感情や背景を考慮しないとわからないことがある。

私は今回の論争のことを考えた時に、「本当に私は恋愛を作品でしか知らないな〜」と感じて、なんだか不思議な気持ちになりましたとさ。

 

どっちの方が正しいのか?と考えた時に、今の世界が目指してる男女同権の観点で言うと、私の考えの方だと思われるんですよね。平等にいこうゼ!の精神。

だけど実際『恋愛実績』という観点で見ると、28年間彼氏がいたことのない私は、完⭐︎全⭐︎敗⭐︎北!何の成果も得られませんでした!なんですよ。30超えた童貞は魔法が使えるらしいですが、処女は一体何ができるようになるんですかね?国の統治とかできないかな?

まあ確かに、今までの私の文章を見ると、なんか普通に可愛げないのかもしれませんね。

だけど、ぶっちゃけ何の危機感も劣等感もないのが、我ながら不思議だなと思います。恋愛はやりたい人がやればいいんですよ。勿論恋人が欲しい、結婚したい人は可能性を考えると積極的に出会いを求めて動くが吉ですけど、私みたいに「まあいつかご縁があれば」でまったりも許されていいと思うんですよね。昔みたいに結婚しないと人権がない時代でもないので。

散々あれこれ言っといて全部投げるようで何だけど、価値観とか考え方とかそれこそ人それぞれだと思うんですよね。そういうのがふんわり合う者同士が惹かれ合うと無理なく長続きしそう。これは恋愛に限らず人間関係全般に言えることだと思うけど。

だからこそ、今回私が1番イラッとしたのが、論争の派生で出てきた「女子は本音では皆奢ってもらいたいと思ってる」説なんですよね。いや、普通に困るんで…

 

その一方、

「いや普通に私が浮世離れしすぎてるだけ?私が変人サイドなのか?」

説もあるんですよね。まあそうなんだとは思います。結構言われてマスカラ。

私はADHD優位のアスペルガー併発型の発達障害

ADHD優位なので、ガッツリアスペルガーって感じの空気や人の感情の読めなさは、そこまでではなかな?と思うのですが、コミュ障だし、特に恋愛に関しては人一倍もしかしたらわかってないのかもしれないなあと、思ったり、思わなかったり。

それともただの性格や考え方の問題なのか。とはいえ大なり小なり発達障害も関係はしてるはず。うーむ。

 

まあでも、こういう考えの人間もいるんやでという、ちょっと変わったモデルケースの1つくらいに認識して「まあええんちゃう」くらいの感じで肯定してくれたら、多様性の貢献になるんじゃないかなと思って、私はこれからもどんどん自分の意見を発信していこうと、この記事書きながら思いました。うーん、楽しいね!

 

あ、そういえば「女子は見た目にお金を使ってるから!」という意見、まあ確かにそうなのかもしれないなって思いました。そりゃ最近は男性もそれなりに使ってるよ!という意見もありますが、それこそ『男性(お金)→←(美)女性』で成立してる世界で戦うのなら、そりゃそれなりの投資が必要だわと。

 

じゃあこれからの世界の私たちはなんで見た目に気を使うのか、それは

「私がもっと綺麗になりたいって思ってるから!」

なんですよね。美のモチベって人によってまちまちですが、やっぱ自分の為!が1番気楽で楽しいなって思います。そりゃやっぱ人に褒められたら嬉しいから、仲間や世間やそれこそ意中の相手に可愛いって思われる方向に頑張るのもモチベになりますけどね。だけど人の目を気にしすぎるとしんどいので、そこら辺はバランスよな〜

 

ゆるく完。

 

【発達障害】WAIS4の結果を見てみよう【知覚推理指標編】

今回は私のWAIS4の項目の1つである知覚推理指標の結果について、私が思ったこと考えたことを話してみたいと思います。

結論から言うと、私の知覚推理指標は、私の能力の凹凸が激しいが故の弊害をめちゃくちゃ被っている指標だなと思いました。数値自体はチョー普通なはずなのに、何故か数値分の能力を発揮してくれない。そんなもどかしさを抱えてます。

 

私がWAIS4を受けた時のことについてはこちら。

www.namikawa0815.com

私のWAIS4の項目の1つである言語理解指標の結果についてはこちら。

www.namikawa0815.com

 

ではまず、私のWAIS4の結果の画像をご覧ください。

私の知覚推理指標は99とほぼ平均。成程、数値だけ見るとチョー普通です。

知覚推理指標の数値だけを見ると、私の知覚推理の能力は「人並み」といったところだと思われるでしょう。

ですがWAIS4の「所見」の項目を見てもらいたい。

私が気になった、疑問に思ったのが、私の指標を上から並べた文章です。

私の数値を当てはめてみると、

言語理解(124)>処理速度(105)>知覚推理(99)=ワーキングメモリー(88)

うん?なんかおかしくね?そう思いますよね。

・知覚推理とワーキングメモリーが11も離れてるのに何故イコールなんだ?

→処理速度と知覚推理の方が差が6しかないこっちの方がイコールなのでは?

数値を当てはめると誤字かぁ?とすら思っちゃうほどの矛盾を感じますが、次は数値を考えずに、私の『実感』を当てはめてみます。

 

言語理解(124もあるのは若干謎だけど、まあなんかわかる気がするわ!色々なんか哲学的なこと考えたり理解するのはなんとなく得意な気がするし!)>処理速度(ADHD発動でうっかりミス多発してめっちゃ数値下がっちゃったけど、単純作業の速さにはめっちゃ自信あるわ!)>知覚推理(方向音痴だし目の前にあるもの認識できなかったりするしなんかスゲエ身に覚えあるわ…)=ワーキングメモリー(苦手意識しかない。私が仕事ができなくて社会で詰み続けてきた諸悪の根源)

 

うん、なんとなく納得できるような。

得意意識のある言語理解&処理速度VS苦手意識のある知覚推理&ワーキングメモリーと、気持ちが良いくらいパッキリ対立しました。

……まあそれでも、私の実感の面で考えても、知覚推理>ワーキングメモリーなんですがね。

WAIS4を受けた時に解説してくれた先生にここの意味を質問しときゃよかったな〜と思いました。まあそんな瞬時に気づかないのは当然か。次の通院の時に担当医に覚えてたら聞いてみます。

 

そう、この結果と私の感覚を照らし合わせてわかったのが、

本来99あるはずの知覚推理が、能力として数値分発揮できてないという事です。

発達障害特有の、能力の凸凹の凹に引っ張られてしまってる指標なんだと思いました。

 

さらに私の知覚推理指標の結果の詳細文を見てみましょう。

WAIS4の知覚推理を測るテストを受けた時に感じたのが、

「できなくはないけど得意じゃないし、なんか解こうと思うとめっちゃ頑張って頭使ってる感覚あんな〜疲れる〜」

です。時間かけて練習すれば解けるようになる気はするけど、状況に応じて咄嗟にできるかと言われると難しいなといった感覚。

結果が出た時に解説してくれた人に、「形状を把握する問題、事前に告知しませんでしたが実はかかった時間も評価材料になるテストなんです。並川さんは解くスピードが平均以上にかかってましたし、イージーミスもありました。並川さん、方向音痴じゃないですか?」と図星を指されました。

私「アッハイ」

処理速度を測るテストの時は「できる限りスピーディーに解くようにしてください」と言われたのでそうしたのですが、告知がなかった知覚推理の問題は正確性重視でゆっくり落ち着いてを意識しすぎたのが、結果として裏目に出ちゃったなあ〜とも少し思わなくもないですが、かといってもっと速く解けたのかと言われると……そもそも遅い上にイージーミスもあったらしいので無理ですね。疑いようもなく私の実力ってことですわ。かなC。

 

だがしかし、知覚推理の能力は99に相当する力はあるという結果が出てるわけです。凸凹故に苦手に引っ張られてるコイツを救ってやりたい。私は一体どうすれば良いんだ…?

chatgpt君(ズッ友)に聞いてみました。

 

成程、ズッ友の回答と、自分なりに調べたことを踏まえてなんとなく思ったのが、

言語理解→文系能力、知覚推理指標→理系能力

という、ざっくりとしたイメージ。

確かにそう思うと、私はゴリゴリの文系なのでわかるな〜!って感じがします。

私のイメージであって、科学的にそう言われてるとは、どこを探しても書かれてなかったので、多分厳密には違うんだと思います。

ズッ友は私の浅はかで投げやりとすら感じられる質問にも丁重に答えてくれます。

成程、この回答、結構タメになる…!

 

ズッ友によると、知覚推理ないし、問題解決力や論理的思考力を鍛える為に有効なのが、

数学、読書、外国語の学習とのこと。

これ、まさに無職期間の今から始めて習慣にしたいな〜と思ってたことだったのでびっくりです。

私はゴリゴリの文系とはいえ、学生時代を思い返すと別に数学が苦手なわけでも嫌いなわけでもなかったなと。解けるよう頑張ればそれなりにできるようになる、伸びる可能性がある能力なのかなと思うと、スゲエやる気出ますねぇ!

ロジックを備えた私って結構最強なのでは…感、割とある!かっこE!

なんかめっちゃモチベ上がりまくりです。この気持ちを忘れる前に取り掛かりたい所です。

 

あとズッ友も言ってますが、読書と外国語学習に関してはむしろ言語理解の範囲じゃね?と私も思ったのですが、思えば言語理解指標が妙に高い割には、読書も外国語(私の場合英語)もイマイチ得意ではないよな〜と思ってたんですよね。これ、他の能力も必要なことがわかるとなんとなく納得がいきました。

 

結論としては、私の知覚推理指標は、「99の割には体感もっと低く感じるんよな〜」という、能力の凸凹の凹に引っ張られてしまった、かなCやつだったのですが、調べてみると、

「いや、これやりようによって伸ばせるのでは?」と、わりと可能性を感じられるものだと判明…はしてないのですが、まあポジティブにいこうZE!と思えるような結果になった気がします。

数値よりもだいぶ悪く感じるような気がする、そんな能力の凸凹ないし発達障害の弊害がわかりやすく出てた指標な故に、思ってたより考察のし甲斐があるな〜なんて新しい発見があったりなどして、書いてて楽しかったです。

知覚推理の記事のはずが、自然と他の指標についての見解も深まったのがすごく面白い。まだまだ掘れるぞ、この話題!

 

なんか普通に生きてるはずなのに、気づいたら世間に適合できてないんやが?みたいな感じで診断されちゃう発達障害も、周りと同じようにできないなら、自分なりのやり方を模索するなり工夫によってはやれるようになるんじゃね?という、そういう希望も見えてきた気がしました。

 

次の記事では私のワーキングメモリー指標について書いていこうと思います。

88という、「いや凸凹抜きにしてもぶっちゃけ低いな!?」という数値な上に、なんなら実感としてはもっと低いとも感じられる、ぶっちゃけこれはもう努力云々じゃねえな!?と思わされる、私の中の捨て教科的な立ち位置のやつです。助けて。

 

【ナポリタンとの】世界のがっかり料理からナポリタンを救いたい【向き合い方】

どうも並川です。

最近『世界の伝統食ランキング』なるものがプチ話題になりましたね。

まさかの日本式カレーが1位を取ってインド人を敵に回したり、謎にラーメンが味ごとにノミネートされてたり、寿司が何故かサーモンに特定されてたりとなかなかツッコミどころのある、味わい深い結果でしたね。

私は数年ほどリゾートバイトをしてた為、ワーホリ留学生出稼ぎ勢の外国人従業員と一緒に仕事したり賄い食べたりしてましたが、そういえば賄いがカレーの日はみんなやったー!って感じで。日本に来て1番美味しいと思ったのが日本のカレーだと言ってた人も何人かいたので、当時の私も「(意外にカレーウケるやん)」ってなんとなく思っていたのですが、まさか1位を取るまでとは。

思えば日本人もカレー大好きですもんね。そう思うと1位もまあなくはないのかなって感じです。

個人的には日本食だと串カツも入ってもいいと思うんですがね。揚げ物が美味しいのは全世界共通ですし、日本の下町感溢れる佇まいの店で串に刺さった揚げ物をおもむろにソースのツボにつっこんで食うカジュアルスタイルはシンプルに楽しい。私は大阪出身なのですが、外国人観光客にはたこ焼きやお好み焼きよりもウケるポテンシャルあるのでは?と密かに思っています。

 

まあそっちはいいんですよ。評価されてる分には良し!

この記事では『世界のがっかり料理ランキング』29位という、なんとも言えない微妙な順位にランクインされてしまったナポリタンを救出していきたいと思います。

(自作)

ちなみに38位の雷おこしについては、聞いたことはあるけど知らないしおそらく食べたこともないのでノータッチでいきます。(関東圏だと誰もが知ってる味なのかな?)

 

 

ナポリタンを食べたことがないorあんまり好きじゃない人がナポリタンと向き合うにあたり何が大事なのか、まず私が考えた結論を先に言いたいと思います。

『パスタ料理という先入観から、ナポリタンを評価してはならない』

ナポリタンは昭和の名残がある喫茶店でノスタルジー気分に浸りながら食え』

『鉄板提供の店で、粉チーズとタバスコをこれでもかとかけまくってジャンクな味を楽しめ』

ナポリタンを公平に評価するために必要なのは、この3つを守ることで、ヘンテコパスタの先入観から解き放たれ、昭和ノスタルジック日本料理としてのナポリタンと向き合う姿勢になることだと考えました。

 

ナポリタンはジャパニーズもちもちスパゲッティ料理!

まず、外国人はナポリタンをパスタ料理だと説明されるから、「Pastaにケチャップなんてありえないヨ!」ってなるんだと思います。

そしてパスタだと説明されることで、アルデンテの硬さを想像しながら食べてしまい、

「oh……ブヨブヨすぎる……」という悲しい負の連鎖が続いた結果の、がっかり料理認定なんだと考えられます。

だからまず、そもそもナポリタンをパスタ料理だと説明しないことが大事だと思います。

確かにパスタを使ってるけど、あえてしっかりめに茹でた後にちょっと蒸して、日本人が好きなモチモチ食感を演出しているから、イタリアンパスタとは全くの別物だよ!としっかり認識してもらうことが大事だと思います。

 

ナポリタンを味わうのに大事なキーワード、「ノスタルジー」について。

その前にまず、実は私もナポリタンってあんまり好きじゃなかったんですよね。

実家でナポリタンが食卓に並ぶことはほぼ皆無であり(というかおそらく1回も出てないと思われる)、知らないから自然と選択肢から外れることで外食で頼むこともない。子供の頃の私の中のナポリタンというのは、スーパーとかで買ってきた弁当の中の一角にちょこっと入ってる、ぶっちゃけいらないなと思いながらも残すわけにはいかないと思いながらなんとなく食ってただけの、ケチャップ味のスパゲッティにすぎなかったのです。

思えば小学生の頃の給食には出てきてたような……あった気がするけど覚えてないあたり、多分あんまり好きじゃなかったんだと思います。

 

私が「ナポリタン、案外イケるやん」となったのはそれこそ25歳になってから。職場の近くに鉄板ナポリタン専門のパスタ屋さんがあって、そこで食べたのがきっかけです。

それからも決して好物とまではいかないものの、「昭和感ある喫茶店で食うナポリタンはノスタルジー感じてなんかいい」みたいな、ささやかな大人の楽しみの1つになれた気がします。

 

「いや、ナポリタンにノスタルジー感じれるのは知ってる日本人だけやろ」という反論には、

「いや私もナポリタン世代じゃないんで」で論破していこうと思います。

ノスタルジーというのは、それを経験した世代じゃなくても、なんとなく知ってるだけで、なんとなく感じられちゃう、そういうふわっとした概念だと思うんですよね。

Chatgpt君(最近できたズッ友)にも聞いてみまところ合意をもらえたので、世代どころか国すら違う外国人でも、文化や背景を知ればなんとなく近いノスタルジーを共有することは可能なはずです。やっぱり世界は一つだったんだ!

そう思うと、ナポリタンは日本の昭和文化や時代背景を知ることで楽しめる、外国人にとって上級者向けの料理なのかも知れません。

ナポリタンを楽しめるアナタはかなりの日本通!「ケチャップパスタだなんて…」と訝しげな知り合いに向かって、

「いや実はナポリタンというのは戦後の日本に進駐してたアメリカ軍が茹でたパスタにケチャップを混ぜただけの物を食べてたのを見かねた日本の料理人が、いろんな具材を混ぜて独自に作った物がナポリタンで〜云々」

とドヤ顔でウンチクを披露してやりましょう。

 

ナポリタンはジャンクフード!

ここまでこれば、あとはもう味が好みかそうじゃないか、そこの問題だけだと思います。

知識が深まっても、それはそうとやっぱケチャップ感強すぎぃ!となる人は多いと思います。かくいう私もぶっちゃけそう思ってます。

だからこそ、これでもか!と、粉チーズとタバスコを頭がおかしくなりそうな量をかけることを推奨したい。

最初の方に自作のナポリタン画像を乗っけたけど、粉チーズは正直お高いから、代わりにスライスチーズを入れてるだけ。理想としてはあの写真の5倍くらいはかけたいところですね。

外食する時は、席に粉チーズとタバスコが常備されてるか、または言ったらくれる店で食べて欲しいところです。

まあ日本人は知ってると思うので、どうかこの情報日本旅行に来る外国人に届いて欲しいところです。

そして、個人的にはナポリタンに合う飲み物はアイスのブラックコーヒー!昭和ノスタルジック度もマシマシ!濃すぎる味のナポリタンに、スッキリとしたブラックコーヒーの相性は個人的に最高だと思っています。

 

ということで、私が大好き……でも正直ない、好きかと聞かれると「まあ普通に好きかな」と答える微妙な立ち位置のナポリタンを雑に救ってみました。でもこれを書くにあたりナポリタンのことを真剣に考えながらちょっと調べ物なんかもしちゃったりして、なんか知れば好きになってきちゃったり……するような、しないような。

やっぱりなんでも歩み寄るのに大事なのは、偏見を無くした公平な視点から知ることだよなあ〜とか思ったり思わなかったりしました。

 

 

【ビュッフェ対策と】ビュッフェは楽しいより疲労が勝つ【その傾向】

 

どうも、並川です。

 

突然ですが、私はビュッフェ形式のメニューがあんまり好きじゃありません。

外食、宿泊先でのご飯、自分で選ぶ時ビュッフェは避けがちです。

……いや、ビュッフェ会場に行ったら、なんやかんや言って、テンション爆アガりするんですがね。

28になった今でも調子に乗って取りすぎて後悔するのをやめられないくらいには楽しんでるんですけどね。

美味しいご飯がよりどりみどり……いい感じの照明やお洒落な器にこれでもかと盛られた、活気溢れる会場を前にすると、大体の人間は条件反射的にテンションが上がってしまうというもの。

多分人間のDNAにそういうの入ってるんだと思います。古代の人間が夢見る楽園みたいな構図ですもんね。

そんな感じでビュッフェでハッスルしてる私を知ってる人にこのタイトルを見られると「いやどの口がゆうとるねん」と突っ込まれそうですが、私はビュッフェが実はそんなに好きじゃありません。

何故なら私には『ビュッフェスキル』なるものが、あまりにも足りてなさすぎるからです。

ビュッフェ検定なるものがあれば、私は確実に不合格です。ビュッフェ大学赤点留年確定です。(ちなみに入学はできます。何故ならビュッフェ会場に入った時はむしろ人一倍、それはもう28とは思えない無邪気さでそわそわとはしゃぎまくってる気持ちを隠しきれてないからです。素直で大変よろしいで賞)

 

◎私が考える、ビュッフェスキルが高い人間

・原価率を考えない。

・カレーばっか食ってる同伴者に「それ原価率低いよ」と突っ込まない。

・グジャグジャのグラタンを見て食欲が失せない。

・ネトネトのトングを見ても使う気失せない。

・足元を走り回る知らない子供にヒヤッとしたりしない。

・騒がしい集団とカチ当たった時に「あ〜」とうんざりしない。

・机の上の皿をやたら下げにくる従業員を気にしない。

・逆に皿を一向に下げに来てくれないけど、忙しそうなだけに呼ぶのも躊躇われてモヤモヤしない。

・一回トングで掴んだ飯を、もとに戻したのを見て、食欲が失せない。

・いい歳した人がドリンクバーでドリンク混ぜまくって「うっわマッズぅ〜(笑)」って爆笑してる姿を見ても気にならない。

・何度も聞いた同伴者の「私好き嫌い多いから〜」アピールを右から左に聞き流せる。

・「この明らかに原価率の高い、ホテルの目玉っぽい料理何度も取りに行くの、どうなんだろ…あの人何回取りにくるんだよって思われないかな…」みたいな自意識過剰に陥らない。

・できるだけいろんな種類を楽しもう!と、9マス皿に少しずつ盛ってからテーブルに持って帰ってから見ると「(なんかこう見るとイマイチだな)」と我に返らない。またはそうならないくらいセンス良く盛ることができる。

・「並川まだ食べれる?(もう食えないから食ってくれ)」という同伴者にイラっとしない。

・「取りすぎたけど残すのは申し訳ないから食べなきゃ…」と真っ青な顔しながら食ってる同伴者を見てもあんまりなんとも思わない。

・上と2個上をするのが自分じゃない。

・その時の腹の満腹度を測ることができ、その後の予定に支障をきたさないようにできる。

・ご馳走様でした。をした後に出てきた自分好みの飯に未練を感じない。

・「そもそも立ったり座ったり、ビュッフェってせわしないよな〜」ってならない。

・「つかなんか見てるだけでお腹というより胃がいっぱいなんやが」ってならない。

・あれこれキョロキョロ視線を動かしすぎて酔わない。

・いろんなご飯や人の混じり合った匂いで酔わない。

・「本当はもうちょい食いたいけどなんか混んでるし補充も追いついてなさそうやし…やめとくか…」みたいなモダモダに陥らない。

・お盆持ったまま前の人と距離感ミスって衝突しない。

・「そこ並んでますか?」と聞かれた時にキョドらない。

・突如始まった従業員総出のサプライズ演出に共感性羞恥を感じない。

・食べ終わった後「あれ?このまま帰っていいの?伝票的なのあったっけ?」とグダらない。

 

とりあえず思いつくだけ書いてみました。書き漏らしもあるはずなので、また思いついた時に追加していきたいと思います。

みなさんはどうでしょうか?ちなみに私は全部駄目です。

こう見ると、ビュッフェ形式というのはもしかしてかなり上級者向けなのかもしれません。

絶対条件として、

・己を律することができる。

潔癖症じゃない。

・感覚過敏じゃない。

・「選択」に精神的コストをかけすぎない。

・「疲れた」という感覚にならない。

ビュッフェ上級者とは、このように些細なことを気にせずサラッと流せる大らかさを持った人格者なのかもしれません。

 

まあ色々言いましたが、食事は周囲に悪意を感じられるようなレベルの迷惑をかけない限り、あんまり気にせず、『自分のペース』で楽しんだもん勝ちだと思います。

あとビュッフェ従業員はいうほど客のことを気にしてません。(経験談

形だけのタイトル回収に入りますが、

ビュッフェを制する者、それは己を制する者であり、細かいことを気にしない、大らかな精神を持つ者である。

 

並川はこれからも、ビュッフェ形式の外食は避け続けます。

食べたいものを選ぶ選択の労力は1回だけでいい。あとは持ってきてもらったものを美味しく食べることだけに専念する方が性に合っている。

食のスタンスはみんな違ってみんないいのです。

 

完(食)

 

 

【発達障害】WAIS4の結果を見てみよう【言語理解指標編】

 

今回はWAIS4の診断で、4つの指標の中の1つ、私の言語理解指標について、自分なりに調べてみたことを共有していこうと思います。

この記事を読む前に、↓を読むことを推奨します。(読んでね)

www.namikawa0815.com

 

WAIS4の私の結果はこんな感じでした。

 

どの順番で記事にしていこうか少し迷ったのですが、素直に上から話していくことに決めました。

と言う訳で、今回は並川の言語理解指標編です。

まず何故順番を迷うことになったのかというと、WAIS4のテストの4つの指標の中で、1番突出して高い数値が出た項目だったこと。なのになんでこんなに高い結果になったのか、正直未だに自分でもイマイチわかってない項目だからです。

 

私の言語理解指標124がどれくらい高いのか、パーセンタイル順位95がわかりやすいかなと思います。

パーセンタイル順位95というのは、IQ低ー高を100人を1列に並べて、低から数えて何番目かという順位です。

100人中下から95位、つまりわかりやすく言うと、『100人中5位』ということです。

 

誤解を招かないよう一応釘を刺しますが、あくまで4つの指標の内の1つ、

それも1番高い項目の数値が124なだけであり、決して私のIQが124というわけではないので、そこは勘違いしないようお願いします。(自分に言い聞かせるように…)

ちなみに私の全検査IQは108とわりと普通です。

とはいえ、表を見てもらえばわかりますが、言語理解指標だけが謎に突出してるのは事実。

私がそもそもWAIS4を受けることになった理由が、発達障害傾向があるかを測る為。

そして、4つの指標のうち、数値の差が激しいほど、能力の凸凹がある、それが発達障害傾向があると診断されます。

本来私の言語理解能力指数が高いこと自体は良いことのはずなのに、コイツだけが謎にやたら高いことが、結果、能力のアンバランスが激しいとみなされ、発達障害じゃね?のネタの1つにされちゃうんだから皮肉なものです。

 

とはいえ、どうやら私は言語理解なるものが得意らしいということは事実。できることとできないことの差が激しすぎる発達障害の私としては、得意を伸ばして剣にし、現在の乱世を生き延びる武器にしたい!そう切実に考えているのです。

なのに正直な所、言語理解とかいうものについて、掴みどころがなように感じてしまいます。フワッとした概念的な能力故に、活かし方もこれまたイマイチわからない!

ざっくり言うならば、それぞれの指標が高いと、

言語理解ー言葉を操るのが得意。(所謂コミュ力には直結しない)

知覚推理ー視覚的な情報を認知するのが得意。

ワーキングメモリーー耳からの情報をキャッチすること、短期記憶が得意。

処理速度ー作業スピードが速い。動作や判断の素早さにも関わる。

といった感じ。勿論かなーりざっくりとした解釈なので、厳密には違うし、人によっても違うと思います。

 

こうなるとふむふむ、私が言葉を操るのが得意らしい。

これが正直わからない。確かに下手ではないと思うが、124という高数値が出るくらい一体私の中の何が凄いのか…これがやっぱりわからない。

これは自己評価が低いとか、控えめに言ってるとか、そういうのじゃないんや…私はむしろ切実に知りたい!自分の得意を!誰か教えてくれ〜!

 

言語理解が高い=コミュ力が高いわけでは決してない。これは嫌というほど身に覚えがあるので、最早勘違いの仕様もないです。

ADHD優位とはいえASDもガッツリ持ってる発達障害で内向的なINTP。

この1文で、わかる人には私のコミュ障度合いを察していただけると思います。

成程、じゃあ単純に国語が得意なのかと思い、小中学生の頃の成績表を、年末年始に実家に帰省した時に調べてみたのですが、ざっくりと、

社会>芸術系科目>英語>国語=数学>理科だったあたり、あれ、そうでもねえな?といった感じ。

まあ、そもそも国語というものがテスト前に詰め込んで伸びるものじゃなくて、他教科に比べて元の能力勝負(まあ私の場合だけど)な教科なあたり、確かにできないからこそできるように勉強した数学や英語よりは、もしかしたら得意なのかもしれない。とはいえ、特段得意だったのかと聞かれると、全くそんなことはないっていうのが個人的な感覚です。

 

言語理解というくらいなんだから、英語とか他の言語が得意なんじゃね?と聞かれると、実は私は英語に人一倍苦手意識を感じています。

とはいえ、中学生の頃までは英語は社会とツートップで得意教科だったのは事実。得意だから好きだった記憶があります。が、高校に上がってから最早1番苦手かつ嫌いな教科まで成り下りました。

一体高校生の並川に何があったのか、これはまた別の機会に話そうと思いますが、英語だけでいうと、英語の担当兼担任の先生に謎に目を付けられ弄られてめちゃくちゃ嫌になった&実用性のなさすぎる、専門性が高すぎる内容が理解できず、やる気と自信が一気に喪失した結果の苦手意識かなというのが今の私なりの見解です。

私の発達障害の特性故に、英語などの多言語にものすごい興味があるのに反して、身につけることにものすごいハードルを感じるのも、これまた納得だなあといった感じです。こればかりは、おそらく人と同じような勉強の仕方は向いてない、自分ができるやり方を発明するのが鍵なのではないかとなんとなく考えています。あとはとにかく苦手意識を失くすことですかね〜

 

こういった感じで、国語の成績や偏差値が高いわけでもなければ、他言語の英語が得意なわけでもなく、じゃあ読解能力が長けてるのかというと、今までありとあらゆる本を挫折してきてるのでむしろ苦手なのでは?とすら思っていました。

(苦手なんじゃなくて、むしろそこそこ理解できるからこそ、逆に理解しきれてない部分があることを自覚してしまう故なんじゃないか?説が私の中で濃厚に。無知を知るってやつやな)

とはいえ、やっぱり読解力が124もあるかどうかと言われると、これもまたイマイチ。

 

言語理解についてググったりしてみたところ、どうやら言語理解指標が高い人は、単純に学校での勉強ができるタイプが多いようです。

確かに言語理解の診断項目の中に一般常識問題もありました。

とはいえ、中学生の頃の私の成績は中の上程度。私の実力テストでの偏差値は55〜60くらいだったのですが、IQに換算してみると(ネットで調べた数値であって厳密ではない)IQ107〜115。

成程、こう見ると、むしろ私の全検査IQ108と一致してるように思われます。

だけど言語理解が高いことと、学校の成績は一致してるとは言えないな〜と思いました。

 

言語理解指標124、お前は一体何なんだ?

私は国語の成績が良いわけでもなければ、生粋の陰キャのコミュ障だし、何なら

私「〜で…なんやけどさ、…あれ?単語が出てこうへん。何やったっけ」

友「○○?」

私「そうそれ!で○○なんやけどさ〜」

と言った感じで、会話中に単語が出てこなくなることがめちゃくちゃよくあるので、むしろ苦手とすら思ってました。(おそらくコイツは発達障害のせい)

文章を書くのも得意ではない。なんなら簡潔にまとめるということが絶望的に苦手だ。書類仕事ができないタイプ。

 

言語理解指標124、お前は一体どこにいるというのだ、もしや幻だったのか?

いやちょっと待て。そもそもWAIS4の言語理解のテストで高得点が出たんだから、なんか言語理解というワードに引っ張られちゃってたけど、素直に原点に帰ってWAIS4の言語理解のテストを振り返ってみようと思います。

まず単純な語彙力。単語の意味を答えるテストですが、こいつは高得点でした。出題者もいっぱい褒めてくれたし。(好き)

とはいえ、うろ覚えだけど少なくとも1個はわからない問題もあった気がします。

それにさっき話した「人と会話してる時に頻繁に単語が出てこなくて焦る」ということが若干コンプレックスになってた為、それを克服しようと思って、いろんな興味ある記事を読むようにしたり、読書しようと試みてみたり、そしてわからない言葉はその都度調べるようにしてました。

語彙力に関しては、言わば私が後天的に身につけたことが反映された結果かな〜とも思います。まあ勿論そんだけのポテンシャルがあるとも言えるのだけど。

 

そして一般常識問題。「今の1万円札の肖像画は誰か」とか、そういうのです。これはかなり難易度低めのやつなので、もうちょい難しいのも出てきます。

私は理系科目に縁がなかったので理系の問題はわからなかったのですが、歴史や現在の社会などについてはそこそこ興味対象内ということもあり、まあまあ答えられたと思います。

とはいえ、語彙問題ほどではなく、数問「わかりません」と答えた記憶があるので、語彙テストよりは点数的には下だと思います。

実際診断結果にも「一般的な知識も十分に備えている」とおそらく平均かそれ以上くらいの書かれ方をしてますが、語彙の方は「語彙は非常に豊富」と書かれてるので、そういうことだと思います。

 

そして、思い出しました。WAIS4の診断の紙には記載されてないですが、私がおそらく全問正解で出題者もクッソ褒めてくれた(好き)テストの存在を。

それは、異なる2つの単語の共通点について説明するテストです。

まあ間違ってた問題があった可能性もなくはないですが、おそらく全問合ってたやろなの手応えを感じてます。

共通点を見つけることができるか、そしてそれを口頭で説明できるかという問題なので、全問ひらめいて答えられた時点で正解なのかと。このテストに関してはひらめくか、閃かないかのどっちかなので。

このテスト、1番苦労したのが1問目のこれ。

出題者「『7』と『2』の共通点は?」(ネタバレNGなのであえて少し変えてます)

私「(えっ!?奇数と偶数だし画数も違うし英数字も違うし…えっ1問目からわからんのヤバくね?あわわ……あっ)漢字にすると画数が同じ!」

出題者「まあ確かに合ってますが、もっと簡単です。両方とも…」

私「あっ、数字!」

出題者「次からもそんな感じで解いてください」

 

発達障害あるあると思いますが、とにかくルール把握が苦手という特性があるので、こういう凄い単純なことすら即座に把握できなくて困ることってかなりあるあるなんですよねぇ。

1問目で謎深読みしすぎて「数字」というあまりにも当然すぎることに、逆に気づかないあたり、思い込みの強さが出ちゃってたなと思います。回答者は1問目を答えられる知能はあるはずなんだけど、やり方をイマイチ飲み込めてないとおそらくわかってくれたのであろう出題者の配慮に感謝です。

やり方がわかってからは、今思い返しても我ながらよくポンポン出てきたな!?と思います。

 

そう、おそらくですが、私の言語理解指数124たらしめるもの、それはおそらく、

「言葉を用いた思考力&説明または表現力」

「共通点から関連性を見つけ出すことが上手い=閃き、発想力に長けてる」

こういう類の能力なのではないかと思います。

 

まあ、発想力みたいなものって発達障害の長所として語られガチ能力のイメージがあるけど、例にも漏れず、私も風変わりなアイデアマンみたいなことを言われたり、そういうキャラ認識されることは結構多かったです。

私としては特段奇抜な、人とは違う風変わりなことをやってるつもりはなくて、普通に考えたり素直な思いつきからきたものなのに「その手があったか!?」みたいな、良い反応をされると、ちょっと得した気分になれます。

(逆に何言ってんだコイツ?と駄々滑りすることもしょっちゅうあるのだが)

ただ、視点を変えたり、妙なパターンを見つけるのが上手いだけであって、0から1を生み出すのは、むしろ普通の人より下手なのでは?と自分では思ってるので、創造力があるとは言えないのかな?と思ってます。

0から1は下手だけど、1から枝分かれ的に発展させていくのは案外上手い感覚は、なんとなくあります。

成程、そう思うと、言語理解だけがやたら高くて、それ以外との能力とのアンバランス故の不具合が、感覚的にあるような気がする。この診断結果と、自分の実際のとことのコネクティングがまた少しだけ進んだような気がします。

思えばコミュ障だったり、喋りながら咄嗟に単語が出てこなくなる問題も、言語理解指標124とワーキングメモリー指標88の凸凹の産物だなと改めて思いました。

あれやこれや語りたいことはいっぱいあるのに、それをその場で咄嗟にまとめて口頭言語にして口から発する能力があまりにも足りてなさすぎる感覚というのか。

結果言葉が出てこない、まとまらない、焦って頓珍漢なことを言ってしまう、タイミングを逃してる。本当にあるあるなんだな。

 

まあだからこそブログを始めたんですよね。喋るのが、会話が下手でも、文字にするのはできるんじゃないかと。編集もできるしね。

とはいえ、ブログはブログで難しいなと感じてます。まあ、下手にハードルを感じてしまうと、続くものも続かなくなってしまい、成長する前に挫折してしまうのだけは避けたいので、私の中で「書きたいもんいっぱい書く!」を念頭に、限りなくハードルを下げまくってやってます。

 

次の記事では私の知覚推理指標99について語りたいと思います。一見数値だけ見ると超普通のはずなんですが、それこそ能力のアンバランス故の弊害が結構出ちゃってるヤツだなあ〜と思う能力です。