やあやあ拙者MBTI診断では結果INTPと言われがち侍で候。
心理テスト的な質問に答えるタイプの診断でもINTPの結果をくらいがちなのだが、
自分でもどっちなのかを考えてみる。
・(E)外向型or(I)内向型→基本1人行動、絵に描いたようなゴリゴリの内向型コミュ障ヲタク君(I)
・(S)感覚型or(N)直感型→変人だと言われ続けて28年、謎発想力を突っ込まれながら自分の世界に生きてる直感型(N)
・(F)感情(道理)型or(T)思考型→感情や多様性に寄り添うこともかなり大事にしてるけど、おそらくそういうことを合理的にとらえガチ思考型(T)
・(P)柔軟型or(J)判断型→全てには変動性と可能性がある思想の仮確定アップデート方式予定苦手のイレギュラーワクワク柔軟型(P)
と言った感じで、やっぱりザックリ自分がどっちか考えて当てはめてみてもINTPなんだと思います。
心理機能の観点から見てみる。
◎INTP - Ti(内向的思考) Ne(外向的直感) Si(内向的感覚) Fe(外向的感情)
・自分の脳みそでぐるぐるひたすらあーだこーだひたすら考えながら、
→意識せずに当たり前と思って使ってたせいで逆に言われるまで主戦力だと気づけなかった Ti
・外になんか良い感じの閃きが得られないかを期待しちゃったり、
→むしろこれが自分の主要の武器だと勘違いしてた。上手く使えば強いけど、不健全児には悪目立ちして空回りがちな Ne
・賢い時の私は今までの経験やデータや歴史とかを資料にしちゃったり、
→もっと有効活用したい、テキトーな気持ちの時はうっかり疎かにしがちなSi
・そもそも側から見たらどうなのか気になっちゃったり、たまには人の意見を聞いてみたり寄り添ってみようと頑張っちゃたり、できなかったり。
→これ使えないと社会で詰むのなんとなくわかってたので無自覚的にめちゃくちゃ頑張って使おうとしてた不器用 Fe
INTPの心理機能を自分に当てはめてみるとこんな感じ。うんうんこれこれ。他16タイプでも考えてみたけど、やっぱりこれが1番自分にしっくりきます。
実はINFP説もあるのか?とちょっとだけ思ったのですが、心理機能の観点から考えてみると
「いや第一機能がFi(内向的感情)な訳がないよな…」
と思える。あと言うほど芸術タイプでも理想主義的でもない。
ISTPの線もなくはない…?と思ったのですが、
「確かに私は五感でいろいろ経験するの好きだけど、思えば経験そのものというよりは、その経験を通して得た何かだったり、そういう経験を蓄積させていくことで知れる何か、経験したいというよりは、実践で得れる何かが欲しいし楽しいと思うあたりがSeよりNeだわ」
という結論に。あとISTPの第3機能のNi、それもなんとなく違う。私はやっぱり外からの刺激で閃くタイプの外向的直感が結構強いタイプだと感じています。
I(内向型)とP(柔軟型)に関しては、結構ゴリゴリガッツリなので検討の必要もなさげ。
なのでINTPで確定しちゃってもいいのでは?と思うものの、正直自分がそこまで論理的で思考重視なタイプなのかと言われると…うーん?って感じ。不健全時は思考停止の現実逃避に陥りがちな人間だし。(まあそうしたいというよりは、心を守る為の防衛反応なのだが)
こういう時に有効なのが第三者の意見。親しい友人に、
「私ってINTPやと思う?」
って聞いてみるのが手っ取り早いのかもしれないが、私の周りはMBTIをそこまで知ってる人はいない為、なんか聞くのが小っ恥ずかしい。というか、そんなにMBTI気にしてるのかと思われるのがなんかはずい。からしない。できない。
私は自他共に認めるマイペースな変人ではあるのだが、なんだかんだ言って変なとこ気にしぃな恥ずかしがり屋なのである!
マイペースな変人であろうとしてるんじゃない、
気づいたらマイペースな変人ムーブをしているタイプの人間。
この二つは一見同じなようで、実のところ全く別。正反対。
言わば自分のことをつい普通と勘違いしがちな、ナチュラルボーン変わった人。
このことを思い知らされた、印象的なエピソードを。
友達との話の流れで「弟ちょっと変わってるから〜」って言った時に「いや話聞いてる限りそうでもないと思うけど…多分変わってるの、並川の方じゃね?」って言われて、
「そ、それは、そうかもしれない…いや、まあ、確かにそうだわ…うっかり自分視点で考えてしまったけど、確かに変わってるのは私の方だわ…」ってなったのが印象的でよく覚えています。
友達も「(コイツ自分が変人な自覚ないのか!?)」とびっくりだったでしょう。つか私が1番びっくりだわ。未だに自分が変人だという自覚がうっかりなくなるんだから。
好きでズレてるわけじゃない。これは発達障害故なのかもともとの性格なのか、どっちかわからないし、おそらくわけられるものでもないんだけど、生まれてこのかた、変に思われないように頑張って周りに合わせることで順応してハブられないように気をつける癖が今だに抜けきらない。できもしないのに!(悲C)
気にしないようにしたらラクになれるのを理性でわかってはいても、今だに変だと思われることを恥ずかしいと思っちゃう本能的な弱さを克服できていないのだ!
でも、多分これこそINTPっぽさありますよね。第4機能Fe故のやつ。不器用なんだけどなんだかんだ気にかけちゃうんです、自分以外の外からの感情を。
(しかもこの周囲への気にかけ方とか羞恥ポイントが絶妙にズレてるあたりが…ね。)
開き直させてもらいますと、私は私の考え方や道理に従ってるのであって、別に気を衒ってるつもりは一切ないんですわ。
なんか挙動がおかしいのも、「こう聞いたらこう返ってくるやろな」を裏切る返答をするのも、別に大喜利的にボケてるわけでもなければ、不真面目なわけでもない。
(勿論ユーモアは大好きなのでそういう話し方は結構しがちだけど、人を爆笑させようと企んだボケとかではないつもりなんだ…逆にウケたろうと思うとだいたい滑るし…)
無難な定型分的な返答をそれらしくすれば、無難にやりすごせて、普通のそれらしいコミュニケーションができるのかもしれない。
だけど、なんでかうっかりと、毎回律儀に「自分の意見」を述べてしまう。
大人になってだいぶ経ってからようやく気づいたけど、仲の良い友人ならともかく、職場とかの浅い付き合いのコミュニティーではそういうの求めてないんよね。
逆に知識ひきらかしたい人だとか主張激しい人だとか勘違いされる始末(全然違うのに…)
「ここらへんアライグマでるんだよ〜」に対する返答には、
「へえ〜そうなんですね。流石田舎ですね〜」とか「そうなんですね!見てみたいな〜」
がおそらく無難。これは帰ってから今日あった上手くいかなかったコミュニケーション脳内反省会を開いた時に考えた答えです。
だがしかし、反省会を開くことになった会話、その時の私が言ったのは、
私「へえ〜そういえばアライグマって害獣らしいですね〜」
職場の先輩「え?がいじゅう…?(訝しげな声)」
私「害のある獣って書くやつですよ。見た目は可愛いけど、害獣は普通に困りますよね〜野良は野良でも猫は無害で可愛いのに。そういえば〜(もう話の広がりようがないと思って話を変えるワイ)」
みたいな、まあこれ単体だけみると、別にそこまで致命傷ではなくね?と思うかもしれないですが、多分だけど、こういうちょっと独特だったり、空気を読まなかったり、自分勝手だと思われかねないような返答をしてしまうことを繰り返して、ちょっとした違和感を積もらせていった結果、悪い意味で変わった人、話が通じない人と認定されちゃう。
こういうことが多かった人生だなあと思います。
こういう私を面白がってくれる人だけが残ってくれる。無自覚的淘汰方式の生き残りの友人たちには感謝しかないですね。せめて遅刻しないように頑張ります。(n敗目)(これでもかなり改善したんだ…結構ガチめに反省したから…!)
数少ない友人のことは私なりに大事にしてるつもりなのですが、伝わってるかは微妙なところですね。うーん、人間関係って難しい!
途中からINTPというよりはアスペの話になってた気がせんでもないですが、この人間関係の不器用さ、狭く深くのフラット(対等の方の意味)な付き合いを好む感じといい、でもなんやかんや言って人間好きなあたりとか、他の内向的性格と比べてみても、やっぱりINTPが1番しっくりくる気がします。
そもそも全人類が16種類に分別できるわけがないのだから、それこそざっくり分類してみただけのこと。全てが説明通りじゃないくて当たり前。
とはいえ、ザックリとした思考なりの傾向が知れるというのは、他人は勿論、自分にも疎い私にとっては結構良い感じのヒントを得られたのでは?って感じがあって面白いです。
私にとってMBTIは16種類マニュアル書。最近は自分の家族や知人、はたまた好きなキャラや人物を自分なりに当てはめてみてどういう人かを推理してみる「素人向けカジュアル心理学ごっこ」として楽しんでいます。
キャラや芸能人とかはネットで検索してもでてきますしね。自分の考えと照らし合わせるのもこれまた楽しい。
例えば私の母親でやってみる。
コミュ力がないわけじゃないけどまあ内向型だな
現実的に生きようとS型であろうとしてるけど、多分そもそもはN型やろな
むしろもっと人の感情に寄り添えやってキレたくなるくらい思考型だなあ
めちゃくちゃ判断型。頑固で予定変更めっちゃ嫌いやもんなあ
ってなわけでINTJ。説明を読むと「めっちゃオカンやん…」ってなるから面白い。
まあISTJの可能性もなくはないな…と考えた時に、単純に両方の説明を見てどっちが近いかで考えるのもいいですが、心理機能で考えてみるのも楽しい。
ISTJ - Si Te Fi Ne
INTJ - Ni Te Fi Se
こうみると、第2第3機能は一緒なんだな。
つまり、ザックリ感覚と直感、得意不得意はどっちか、どっちが第1機能でどっちが第4機能なのか。と考えると、やっぱりオカンは直感タイプだと思う。
スリル苦手リスク苦手、かと言って従順な保守的タイプでもない、無駄が嫌いで元々のやり方をより効率化合理化していくことに余念のないタイプ。
母が「先に閃きがきてそれを頼りにブワァと仕事をするんだけど、自分でやったはずなのに、あとでそのやり方を説明してと言われてもできなくて困る」と溢してたことを思い出す。この、他者にどう説明すればいいのかわからない謎直感ってNi(内向的直感)からくるものなのでは?と。
INTPの私は第2機能にNe(外向的直感)があるのだが、確かに母のいう直感と私の直感はなんか違う気がする。まさにこの自分の内から湧き出るビビっと閃いたぜ的な直感なのか、外の刺激にビビッときたぜ的な直感なのかの違い。
まあオカンは結構典型的な、説明読むと「すげえ、オカン説明書かよ」ってくらいわかりやすいINTJなんですが、友人とかでやると案外難しくて、確信には至らないけどおそらくこれ!というのがほとんどです。
でも、そうやって何かを軸にして考えて、とりあえず分類してみる。この作業そのものがその人のことを真剣に考えることで、さらにヒントを得ようとより相手に集中できる。相手からしても自分に関心を持ってくれてると思うと悪い気がしない。そういう意味でも使える気がする…!
そもそも人付き合い下手で、私の悪癖「関心が湧かない相手に露骨にそういう態度が出てしまう」問題も、その人そのものに興味がわかなくても、どういう人か見極め心理ゲーム的に考えてみると面白いと思える。
もしかしてMBTI、アスペ向けなのでは?説が私の中で浮上中。
私は今まではむしろ逆で、自分もされたくないから、人を型にはめたくない、はめるべきではないと思ってたし、今も断然そう思うのですが、かといってノーヒントで挑むのは難しい。私はそうやって今まで玉砕してきたのが事実。
それに世の中の人は結構みんな浅はかか?と思うくらいに人をレッテル貼りしたり、ガッツリ分類してるなあとやっと気づいた模様。
それが良いか悪いかはひとまず置いといて、でも確かにその人をとりあえずこういう人だと仮確定させた方がわかりやすいことにやっと気づけました。
(それでも固定化させすぎない、随時アップデートは心がけていきたいが)
感覚的にまたは感情的に人間関係が構築できないなら、思考を使えばいいじゃない!
最近妙に心理学的なものにハマる理由は多分ここらへんからきてるのかなあと思いました。
ちなみにMBTI関連で私が1番参考にしてるサイトがこれ。情報量が多くてずっと眺めてられます。